コンテナの荷物を追え!


ナビゲーターは、名古屋海洋博物館で学芸員をしている山口真一さん。

名古屋港は海外と日本を繋ぐ船の玄関口。今まで日本ではどんな貿易がなされてきたのか、船を使って離れた土地の人と行われる「あきない」を探究します。

山口さんと一緒に海洋博物館を回ることで、日本や世界の貿易や、名古屋港の成り立ちについて学びました。

大きな船を使った国と国を繋ぐ「あきない」は。なんと6000年以上前から行われていたそうです。古代の造船技術に目を丸くして驚く子どもたち。

大海賊時代の交易品の中に今でもアクセサリーに使われているものを見つけて、「お母さんが持ってた」などと言いながら展示室を見てまわりました。

「南極観測船ふじ」の内部も見学しました。山口さんは実際に南極観測隊の隊員として過ごした経験があり、その経験談を交えながら観測船のエンジンの仕組みや南極観測の歴史や成果についてお話を聞きました。狭い船内での生活を想像する子どもたち。船の食堂にいた蝋人形が作っていた味噌カツをみて、船でも味噌カツを食べれることに驚いていました。

博物館を見て周ることで日本を離れた国や地域で行われる「あきない」について学びました。