和洋折衷の邸宅に隠された価値とは!?


ナビゲーターは、橦木館(しゅもくかん)館長の香川絢子さん。

「初めて(橦木館に)来た」とドキドキしている様子や、これから始まるプログラムにワクワク胸が高鳴っている様子の子どもたちは、一斉に橦木館の中へ入っていきます。

最初に橦木館の歴史についてのお話をききました。大正末期から昭和初期に建てられ、名古屋市の有形文化財として指定されている邸宅「橦木館」。

この家は大正時代に陶磁器の貿易商として活躍した井元為三郎さんの住まいでした。井元為三郎さんは1年間で9000億円も稼いだときいて子どもたちは目を皿のように丸くしていました。

海外の人を家に招くために、美しい日本庭園や貴重なステンドグラスがふんだんに使われている部屋などを見て周り、2階建の洋館と、平屋の和館を探検する中で、今は使われていない貴重な家具などにも触れながら、大正末から紡がれた商いや暮らしの記憶を辿っていきました。