岩石が生んだ、熱田の秘宝を解明せよ
ナビゲーターは熱田神宮ボランティアガイドの内山さんと加賀さん。お二人は普段から熱田神宮にきた参拝者に熱田神宮の成り立ちや歴史を説明されています。
熱田神宮に入ってまずはじめに向かったのは手水舎。神様の前にでられるように身を清めます。神社での振る舞いを学びました。身を清める方法にも一つ一つ意味があります。教わったことをすぐに実践することが学びの定着に繋がります。
参道を通る途中、御神木の大楠に関するお話しも聞きました。ボランティアガイドのお二人から「樹齢は千年で、弘法大師(空海)がお手植えされた。この大楠には蛇が住み着いており毎日蛇の食べ物として卵をお供えしているんだよ。」と教えていただきました。この日は蛇の姿を見ることは出来ませんでしたが、子どもたちが興味深そうにお供えの卵を見て蛇の存在を実感しているようでした。
そして、参道を通って本宮に向かいます。参道の真ん中は神様の通り道なので端を歩いていきます。三種の神器が保有されているのは、熱田神宮(草薙剣)・伊勢神宮(八咫鏡)・皇居(八尺瓊勾玉)の3箇所になります。そのため、熱田神宮はとても格式の高い神社で、伊勢神宮とのつながりも深いようです。伊勢神宮の本社に使われていた木材をそのまま受け継いで熱田神宮で組み立て直しています。
本宮の裏に続く道に進むと、一之御前神社や清水社があります。2チームに分かれて別々に話を伺いました。道を進んでいくと行くと少し空気がひんやりしていて、厳かな雰囲気を感じました。熱田神宮の見学を通して日本に古くから伝わる神道の歴史に触れることができました。