めぐりであう「よろずやULTLA市」、開催!


3日目は、待ちに待った「よろずやULTLA市」の開催です。


はじめに、ULTLA市で使えるお金「ULTLAマネー」が手渡されました。

子どもたちが手元のマネーに興味津々の中、ULTLA市ではこのマネーを使いながらも、市場全体で「福」が回っていくことを目指していることが伝えられます。


この福袋にどんな「意思」を込めて作り上げてきたか?

誰かの福につながるように、自分はどんな「意思」を込めたいか?

ナビゲーターは子どもたちに問いかけます。


子どもたちはまず、自分の福袋の中に入った商品を数え、仕入れ価格をULTLAマネーに換算していきました。仕入れ価格と販売価格の差を計算しながら、福袋の付加価値や安く提供できる理由を考えていきました。

商品紹介のシートが完成したら、いよいよULTLA市の開催です!まずは、大人ゲストから「いいな」と思った商品に寄付をしてもらいます。

子どもたちは見に来てくれた大人ゲストに、福袋に込めたそれぞれの意思を紹介します。中には、友達の代わりに福袋のおすすめポイントを紹介してあげる子もいました。

そして、いよいよ自分が「いいな」と思った福袋を買いに行きました。

気持ちのいい商いは、買い手の「意思」と売り手の「意思」のキャッチボールがうまくいったときに生まれます。中には、それぞれの意思がぶつかり合い、交渉がなかなかうまくいかない場面もありました。でもそれは、一人ひとりがこれまでたくさんの思いを込めてきたからこそ生まれた商いの難しさだったのかもしれませんね。


最後は、みんなの寄付で集まったULTLAマネーでジュースをいただきながら、「よろずやULTLA市」は無事閉幕しました。