ユニークな商いの裏に「意思」あり!


ナビゲーターは石の端材で器をつくる会社を営んでいる、稲垣遼太さん。稲垣さんは愛知県岡崎市で、徳川家康の時代から受け継がれてきた石工の伝統を守り進化させています。稲垣さんから子どもたちに問いかけがありました。

制作過程において、年間どれくらい端材が発生するでしょうか?


答えは約10t!


この多さに子どもたちも驚きを隠せません。

稲垣さんは、その石の端材を用いてなにか新たな価値あるものを創造できないかという意思のもと、石で器や置物などをを作って販売することを生み出したそうです。子どもたちは、稲垣さんが持って来てくださった石の器や置物などに触れることで、石の重みや精密なつくりを実感していました。

次のナビゲーターは、羽田野雲母工業株式会社の羽田野尚輝さん。インドや中国など世界各地の産地に実際に行って、山から採掘される天然の鉱物である雲母を仕入れて来るそうです。

そして、雲母をパウダー化し、化粧品・外壁やクロス、電子製品など様々な分野で事業をされているそうです。

特に化粧品の分野で、自社ブランドのフェイスパウダーを開発し製造しているそうです。

ナチュラルメイクの需要が高まる中、化粧品の基材として使われる雲母の品質を高く保つという意思のもと、創造されたというお話を聞きました。


そして、平たいプレートの状態の雲母が本当にパウダー化するのか、子どもたちも興味深そうに実際に触って確認していました。