カタチを変える生きものたち


ナビゲーターはバイオミミクリー研究者の上雅俊さん。


「突然ですがバイオミミクリーとはなんでしょうか」上さんから子どもたちに質問です。初めて聞く言葉に戸惑います。バイオミミクリーとは生き物(バイオ)を真似て(ミミクリ)自然の中にあるメカニズムや、生きものが持つ優れた性質を、技術開発に活かそうという考え方です。


生き物を真似して作られた製品が生活の中にたくさん隠れています。例えばマジックテープはひっつき虫が動物の毛にくっつく仕組みを利用して作られているそうです。

植物は自分の種を遠くに飛ばすことで生きる場所を広げていきます。

なんと!空中を飛ぶ種があるそうです。

実際にその種を持ってきてもらいました。種を投げてみると本当によく飛びます。そのあと、折り紙を使って種の原理を再現しました。羽根に空気が当たって空中を舞う仕組みを楽しみながら学ぶことができました。