流れを変える「意思=石」をつくる


ナビゲーターは公認心理療法家の贄川治樹さんです。からだとこころを結びつけるプロと一緒に自分のからだやこころを探究します。

身体は石のように固い骨と筋肉でできています。私たちを自分の身体を自由に動かすことができます。つまり、筋肉骨格系が「石」となって、自分の「意思」を支えてくれているのです。

しかし、ほんとうに自分の意思で身体は動いているのでしょうか?

スライドに出てくる動物の真似をするワークをしました。スライドが変わった瞬間に直感的に真似をすると、頭で考えるよりも先に身体が動きます。子どもたちも自分を解放して楽しそうに自分なりの動物になりました。いろいろな動物に変身するうちに、自分との相性が良く、真似をしていて心地のいい動物を見つけた子もいました。


次に日本舞踊の舞手である木下莉理さんからお話を聞きます。

最初に木下さんの舞を見ました。舞が始まった途端、空気感が変わりました。厳かな舞を食い入るように見る子どもたち。

日本舞踊は神様に捧げる神事だったそうです。木下さんが舞った剣詩舞道の歴史について説明してもらいました。詩に書いてあることを身体だけでなく扇子や刀を使って表現することもあるそうです。


実際にうごきも教えてもらいました。子どもたちも真似してやってみました。腹から声を出して刀を振り下ろしたり、扇子を回したりしました。

舞踊の身体や道具を使って想いを表現するということを学び、子どもたちは自分らしさを表現する方法を学びました。